VRChatにアバターをアップロードしたのに表示されないトラブルの解決

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カスタムアバターをアップロードしたのに、VRChatで着替えようとしたらVRChatにアバターが出てこないという不具合について。

Content Managerに出ているはずなのに、VRChat内で着替えられないというような例です。

【追記】2023/3/18

今後はVRChat Creator Companion(VCC)を使ってください。これ一本で正しいバージョンのUnity EditorやVRChat SDKを導入できるため、このような問題が発生するリスクを大幅に軽減できます。

【追記】2022/10/29

2023年以降、VRChatのプロジェクトの管理やSDKのインストールは専用ソフトウェア(VRChat Creator Companion/VCC)が必須となります。
VCCは自動的に正しいバージョンのVRChat SDKやUnity Editorをインストールする機能があるため、この問題は年内に解消する見込みです。

現在でもVCCは使用できます。新規でプロジェクトを作成する場合にVCCを使用することで、問題の発生を防ぐことができます。

この記事はUnity 2018時点で作成されたものです。
2019移行後はバージョンが異なりますのでご注意ください。

2021年8月5日にUnity2019に移行されました。
新しいバージョンは2019.4.29f1です。以下の記述について、古いバージョン(2018.4.20f1)となっている箇所についてはご放念ください。

2021年9月16日にUnity2019.4.30f1に更新されました。
2021年10月1日にUnity2019.4.31f1に更新されました。今後はこちらのバージョンをご利用ください。

VRChatで使用されるUnityのバージョンは頻繁に更新されます。Currently Supported Unity Versionで最新の情報をご確認ください。

Currently Supported Unity Version
This page lists the current Unity version you should use when creating content for VRChat, as well as links to the correct version for both Unity Hub and direct...

Unityのバージョンが新しすぎても古すぎても動きません

Unity HubからそのままUnityを導入しているとはまりやすいトラブルですが、Unity Hubから現在(2020年5月16日)導入できるUnityのバージョンはいずれも新しすぎます。

Unity Hubから直接導入できるUnityのバージョンは、LTS版で2018.4.22fとなっていますがこれでは動作しません。
VRChat SDKの画面が表示されずアバターデータをアップロードできないか、アップロードに成功してもVRChat内でアバターが見えなくなります。

Wrong Unity version. Please use 2018.4.20f1と表示されている場合は、そのバージョンでは正常に動作しません。

解決方法

Unity 2018.4.20をインストールすれば解決します。
Unity Hubからは直接インストールできないので、次のDownload Archiveページからインストールします。

Get Unity - Download Archive - Unity
Unity is the ultimate game development platform. Use Unity to build high-quality 3D and 2D games, deploy them across mobile, desktop, VR/AR, consoles or the Web...

Unity 2018.4.20をインストールしてください。それ以外のバージョンでは新しくても古くても不具合が発生します。
既にアップロードされたアバターについては、2018.4.20f1からアップロードし直すことでVRChat内に表示されるようになります。

アップロードし直したアバターがVRChat内で表示されれば問題は解決です。
上のアバターは少し背が低めバージョンのニアナちゃんで、アセットとしてDynamic Boneを導入しているので移動時やジャンプ時にも髪が揺れるようになっています。

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