パーティクルライブというのは聞いたことあるとはいっても、よく分からない人は多そう。
そもそもパーティクルって何ですか?
アバターやワールドに備え付けられるキラキラした表現のこと。
下の写真を見れば一目瞭然かと思います。ソーシャルゲームやオンラインゲームでも必須級で使われている機能で、ゲームに親しければ特に理解しやすいかも。

以上の例ではこちらの製品を使用。

では、パーティクルライブとは?
上記のような表現を応用し、1つの曲や演奏として成立させているものです。
実際にはパーティクルシステムだけではなく、シェーダーも組み合わせてより凝った映像表現を目指す人もいます。
パーティクルやシェーダーは複数組み合わせることができ、またアニメーションとして指定することでタイミングを事前に設定して起動するといったことができます。これを利用して1曲通せるように仕立てています。
音楽に合わせてこれらを組み合わせ、場合によっては実際に音楽に合わせて踊りながら演技をするというものです。
VRChatには、パーティクルライブを鑑賞できるワールドがあります。
また、アバターに仕込んでいつでもどこでも会場を作ることさえもできます。
以下は実際に見せてもらったパーティクルライブです。
このようにVR世界の中でライブを制作し、発表されることを目的として活動されている方もいらっしゃいます。
VRChatでのライブの特徴としては
- 場所に囚われることがない。作る人も見る人も自宅で発表し、見ることができる。
- 最大で数十人程度の観客と同じ部屋で、同時に鑑賞することができる。
- 映像技術によって、360°見渡せるプラネタリウムのような鑑賞環境ができる。
といったものがあります。
ライブ会場はリアルだけではなく、仮想世界にも存在します。
パーティクルライブとは、VRChatでの演劇
映像技術をふんだんに活用し、制作されている演劇がこのパーティクルライブです。
通常の360°動画では単に動画を再生しているだけなのですが、パーティクルライブでは実際にその空間上にオブジェクトを出すことでより立体的かつ臨場感のある表現を行っています。
見回すだけではなく、空間内を動くこともできます。近くにいるフレンドさんと交流し、親睦を深めることも可能です。

仮想的なサイリウムを振り回すこともできます。ペンライトを再現したパブリックアバターがあるといいます。
こればかりは実際に体験していただかなければというのがあるのですが、そうした技術を活用してライブを行うという文化がVRChatには存在します。
また、そうしたことに特化して活動されている方もいらっしゃいます。
VRChatはとても自由度が高いです。自由度が高いので、それを活用してライブを開くという方法もあるというわけです。
オンラインゲームでも映像作品を制作し、アップロードしているユーザーの方は数多くいることを知っています。
しかしながら、VRChatでのパーティクルライブでは相応の技術力も求められはしますが、映像表現自体に手を入れられるので自由度が段違いです。
パーティクルライブと聞いて頭に「?」が浮かぶ人は少なくないことは理解していますが、簡単に説明するとVRChat内で開かれる音楽ライブのことを指しているというわけです。