有料オプションとしてVRChat Plusが導入され、初日に契約した人は間もなく契約期間が満了するでしょう。
支払いを継続するために、忘れずに準備をしておきましょう。支払いに失敗するとVRChat Plusの契約が解除されてしまう場合があります。
クレジットカード情報を登録していてもなぜか自動更新に失敗するらしく、手動対応が必要なことが多いです。
VRChat Plusは必須ですか?
いいえ。VRChatをプレイするには必須ではありません。
さまざまな特典が用意されていますが、交流にあたって特段大きな差が生じることはありません。
参考価格
ただいまのVRChat Plusの日本円換算の参考価格は、次の通りです。
月極契約($9.99):約 1,472 円
年間契約($99.99):約 14,733 円
ただいまの参考為替レート:$1 = 約 147.34 円 ( 1万円 = 約 $67.87 )
VRChat+の期間限定セールが実施されています! →終了しました。
Steam経由で契約すると、月極契約の場合は1か月追加の2か月、年間契約の場合は3か月追加の15か月利用できる割引セールが実施されています。2022年12月15日~2023年1月14日までの期間限定です。
Meta経由での契約で割引を受けられるのは米国ユーザーに限定されていますが、こちらは1か月1ドルで契約可能なセールが実施されています。こちらは数量限定のため、早期終了もあるということです。
Happy Holidays! We’re having a VRChat+ sale!
— VRChat (@VRChat) December 15, 2022
・On Steam, you’ll get 2 months for the price of one, and 15 months for the price of a year!
・US Meta users without active subs can get a month for $1! This is still rolling out, so ensure you see the right price BEFORE subscribing! pic.twitter.com/sNMFEWMkkB
更新に失敗したんですが?
なんでかわかりません!
更新に失敗した場合、Account Alertが表示されます。

更新に失敗した場合の対処方法
いったんサブスクリプションを解約して、再加入すると解決します。年1回の操作なので都度対応で良いでしょう。
Steamを起動し、右上のアカウント名をクリックします。
Account detailsをクリックした後、Manage subcscriptionsをクリックします。

VRChat – VRChat Plus (Monthly)の右にあるEditをクリックし、Cancel my subscriptionにチェックを入れてAPPLYをクリックします。

This subscription is cancelled.と表示されると解約手続きが完了します。

あとは当初契約した通りに、VRC+への加入操作を行います。HMDから操作した場合、デスクトップ画面に決済用のオーバーレイが表示されていることがあります。

本日時点では、1ドル115円56銭で決済されます。一昨年に比べ随分円安が進みました。
為替スプレッドはほぼゼロに等しく、Steamから提示される為替レートは良心的です。
残高がないのでそのままでは決済できません。Add Fundsをクリックします。

Minimum fund levelの右にあるAdd fundsをクリックします。
VRC+の更新に最低限必要な残高分をチャージできます。

ウォレットへの残高追加のための決済を行います。

Purchaseをクリックすると残高の追加が完了します。
まだVRC+の更新は完了していません!
Return to your transactionをクリックします。

残高が追加されたので決済を行えます。Authorizeをクリックします。

Authorizeをクリックしてしばらく待つと更新が完了します。
Thanks for Your Support!が表示されたら更新が完了しています。Next Billing Dateをご確認ください。

プロフィールアイコンとプロフィール画像の選択は解除されているため、改めてGalleryから選択してください。
VRChatにおける住民税とは
VRChat Plusと呼ばれる有料オプション、いわばお布施機能のことをわたしどもはそのように呼称しています。月額もしくは年額のサブスクリプションサービスです。
実際の税金と異なり支払う義務はなく、単に一部のおまけ機能が使えるようになる、またVRChatの開発を金銭的に支援できるメリットから行っているものになります。
初日に契約した人は、そろそろ更新期限を迎える
VRChat Plusの契約当初、スタートダッシュで契約すると契約期間に一定期間のおまけがつくサービスがありました。
1年間の契約を行うと3か月間のおまけが付与されました。VRC+の導入開始は2020年12月であるため、初日にスタートダッシュで年間契約した人はそこから15か月後の2022年3月初頭が契約期限となります。

現時点での契約期限はメニューを開き、画面左上のVRC+をクリックすると確認できます。
Next Billing Dateに月/日/年の形式で表記されています。この例では2022年3月3日が更新期限です。
支払いの余力を確認してください
次の1年間の契約料金を支払える現預金を用意してください。今のところ1万2000円くらい必要かと思いますが、円安が進むとそれ以上必要になるかもしれません。
やめたいとき
事情があってVRChat Plusをやめたくなるかもしれません。
そのような場合は契約の更新をやめることができます。先ほどのVRC+の画面からManage Subscriptionをクリックしてください。

ブラウザが起動しますので、VRChat – VRChat Plus (Monthly)の右にあるEditをクリックしてください(なぜ年間契約なのにMonthly表示なのかは不明)。
Cancel my subscriptionにチェックを入れ、Applyをクリックすると現在支払い済みの契約期限をもって更新を停止できます。
VRChat Plusをやめてもアカウントやデータが失われることはありません。
単にVRChat Plusの機能が使用できなくなるだけです。VRChat Plusでのみ使用できたデータ(プロフィールアイコンや50個を超えるお気に入りアバター)は、契約を再開すると自動的に復活します。
円安にご注意ください
目下の経済政策の影響により、為替レートが大きく変動しています。

昨年来に比べて10%以上も円安が進行しており、有形無形にかかわらず輸入物価に非常に大きな影響を及ぼしています。
言い換えれば生活必需品や嗜好品も含めすべての輸入品が円貨換算で値上がりしています。
これは経済全般的な話ですが、VRChat Plusも決して無関係ではありません。
VRChat Plusはアメリカのサービスを輸入して利用しますので、為替変動の影響をそのまま受けます。
昨年度よりも料金が千円単位で高額となっていますので、ご注意ください。
これはVRChat Plusが値上げされたわけではなく、単に日本円の価値が米ドルよりも安くなったことによる影響です。
最新の為替レートについては、Yahoo!ファイナンスなどでご確認ください。

年間契約すべき?月間契約に戻すべき?
特別な理由がない限り、年間契約を継続することを推奨します。
ただし、今後急激に円高が進行するとお考えの場合はその限りではありません。
確かに日本円建てでの支払総額は増加していますが、それでも年間契約時におよそ16%の割引が適用されることを考えると月間契約に戻すことは得策ではありません。
年間契約を行うと、10か月分の料金で12か月分の契約を維持できます。
Steamウォレットで更新している人向け
主にコンビニ払いやSteamプリペイドカードで決済している人向けの注意事項です。
契約更新日までにSteamウォレットに十分な残高を用意してください。


残高が不足している場合は追加してください。その際、為替レートを考慮し計算した上で入金してください。
残高がギリギリの場合、為替変動により残高不足を発生させる場合があります。契約更新日の為替レートで決済が行われます。
クレジットカードやデビットカードで決済している人向け
Steamアカウントに有効なクレジットカードまたはデビットカードが登録されていることを確認してください。
有効期限が切れていたり再発行する前のカードが登録してあったりする場合は、更新してください。
ここに登録されているカードで決済が行われます。

デビットカード利用上のご注意事項
デビットカードは利用金額を即時に普通預金口座から引き落とすため、普通預金口座残高の不足にご注意ください。
Valveの定めた為替レートで決済を行うため、普通預金口座残高にある程度の余裕を持たせて入金しておいてください。
残高に不安のある場合は、事前にインターネットバンキングやATMで残高照会を行ってください。
また、デビットカードの限度額設定にもご注意ください。
ギリギリの限度額に設定している場合、為替レート次第では限度額を超過するおそれがあります。余裕をもって設定してください。
初回にVRChat Plusを契約して15か月が契約しますが、15か月もVRChatを続けてこられたともいえます。
これからも続けていきたいですね。