アバターペンの選定について(Snail MarkerとPPPenの比較)

この記事は約2分で読めます。

無言勢のキーアイテムであるアバターペンの比較について。

現状以下の2種類がありますが、いずれも長所短所があります。

なお、Avatars3.0(SDK3)の場合においては両搭載が可能です。導入できるならば両方搭載し、場面によって使い分けることをおすすめします。

共通事項について

パーティクルシステムおよびトレイルレンダラーを使用しているため、トラストレベルが低かったりセーフティが厳しかったりすると正常に表示されません。
手を動かすことが前提にあるため、VRモードでの利用が前提となります。

アバターペン対応環境表

対応環境→PCOculus Quest(単体)
Snail Marker 2.0×
Snail Marker 3.0○(ただし単色表示)
PPPen×

Snail Marker

theepicsnail/Marker
VRC Marker for presentation room like drawing anywhere - theepicsnail/Marker

無料で利用可能です(フリーウェア)。
Avatars2.0、Avatars3.0それぞれにパッケージが存在し、導入可能です。以下の画像はSDK2(Avatars2.0)での導入事例。

Avatars3.0版に限り、Oculus Questにも対応します。ただしペンの色はシェーダーの制限により単色となります。PC版では虹色に表示されます。

Trail Rendererによる実装です。負荷が高まる環境では同期が遅くなり、文字が崩れやすくなります。

PPPen

PPPen -持てる指ペン-【VRChatアバターギミック】 - ぺたぺたのみせ - BOOTH
Pickupable Particle Pen VRChat Avatars3.0向け 自由に持てる指ペンです 鏡文字の反転はもちろん、看板にして持ち運ぶ、その場で小道具を描きだす等の変わった遊び方ができます。 ※※注意・制約※※ VRCS...

有償ソフトウェア(シェアウェア)となります。現時点は700円で販売されています。
Avatars3.0専用となります。

技術的制限から、Oculus Questには対応していません

Particle SystemおよびConstraintによる実装です。
負荷が高まる環境でも比較的高速に同期され、文字が崩れにくくなります。

描いたものを持ったり、描いている途中でペンの色を変更する、太さを変更するといった柔軟なペンの使用が可能です。

タイトルとURLをコピーしました